『婚活食堂２』:おでん屋女将が婚活を応援！

第1弾がおもしろかったので続きが気になり、第2弾も読んでみました。元有名占い師であり現在は小さなおでん屋の女将である恵（めぐみ）が、今回もおでん屋に集うお客さんたちの婚活を応援します。

読書メーター

本の特徴や難易度を示します。参考になさってください。

筆者個人の感想です。

今回は前作とは異なる人物たちが登場し、またまたいろんな境遇の人たちの人生模様・恋愛模様を覗き見るような形で、読んでいて楽しかったです。

婚活食堂 2 （PHP文芸文庫） [ 山口恵以子 ]
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登場人物

昔は有名な占い師であったが一度占い師としての力を失い、引退。最近、力が少し戻ってきたようで、人には見えない光が見えるようになった。その力を使い、お店にやってくるお客さんたちの恋のキューピッドとなり婚活を応援。

恵とは古くからの仲で、恵のおでん屋が入っているビルのオーナー。不動産事業で成功している。
今作では、真行寺の子どもかもしれないという子を連れた江川みちるという人物と対立する。

姉が真行寺と恋愛関係にあり、6歳の息子を残して亡くなったので、養育費を支払うよう求めている。
仕事では、結婚相談所を運営しているが、何か裏があるようで…

33歳、英会話スクールの事務員。マッチングアプリで婚活中。

総合病院の内科で看護師長を務める45歳女性。恵の勧めでマッチングアプリを使い始めた。

会計事務所に勤める公認会計士で、めぐみ食堂の常連客。偶然、高校の同級生・日高真帆と会い意気投合する。

博士号を取得した後、大学などで任期付きの職につくポストドクター。不安定な立場から拠りどころを求め既婚者と不倫関係になり悩んでいる。めぐみ食堂で高校時代の同級生・矢野亮太と会い、惹かれ始める。

第2巻も個性豊かなキャラクターたちが出てきました。いろんな人生があるなぁと、このシリーズを読んでいると思います。婚活中の方は参考になるかもしれません。こんな結婚もあるのかぁという軽い気分で読むと良いですよ。

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